2010年 01月 09日
スリランカ 観光編 その2 |
スリランカの中央部、アヌラーダブラ、ポロンナルワ、キャンディの三都市を結んだ
三角形の内側は、世界有数の遺跡群が残る地として文化三角地帯と呼ばれています。
その中にあり、滞在先のホテルからも程近い、スリランカ最大の石窟寺院
ダンブッラ石窟寺院に行って来ました。
入り口にはGolden Buddhaが。その脇から続く急な階段を登り切ると
石窟寺院の入り口があります。すれ違う現地の子供達の笑顔で癒されながら
先へ先へ・・・ 入り口で靴を預けて裸足で中へ入ります。 この後筋肉痛に
壁や天井一面に描かれた壁画を見たくて行って来ました。こちらも色鮮やか!
天然の洞窟に描かれた壁画、寝仏や数々の仏像など、とても興味深いものでした。
この日も地元の方達がお供え物を持って、たくさん参拝に来られていました。
お次は、スリランカの古都Kandyキャンディへ。
ダンブッラからコロンボへ移動する途中に寄ってもらいました。
標高300mほどのなだらかな山々に囲まれた狭い盆地にあるキャンディは
想像以上の田舎町。ほのぼのとしていて、時間がゆっくり流れているような。
その中でも、街の中心地、キャンディ湖の畔に大行列を作っているのは
仏陀の歯を安置しているという仏歯寺。ほとんどが仏教徒のスリランカ、
この日も参拝客で大混雑。外から見ただけで、中に入るのは断念しました。
そのまま南下して、紅茶農園へ。
スリランカ(旧国名セイロン)と言えば、世界有数の紅茶の産地でもあり
紅茶輸出量も世界第一位!旅の目的の1つでもあった紅茶農園の見学ですが
さすがに元日に空いている所は少なく、スリランカ5大産地でもある
キャンディとヌワラ・エリヤの中間に位置するPussellawaの茶畑に行って来ました。
この辺りは、見渡す限り、茶畑・茶畑・茶畑。
製茶工場で製造工程の説明を受けた後、できたての紅茶を飲ませていただきました。
Kandy(キャンディ)、ヌワラ・エリヤ(Nuwara Eliya)、ディンブラ(Dimbula)、
Ruhuna(ルフナ)、Uva( ウバ)の5大産地は、標高差や気候、季節風の影響などで
全く違った個性があるようなので、買ってきた紅茶の飲み比べをするのが今から楽しみ♪
もう1つ、コロンボへ移動する際に、閉館時間間際 無理言って寄ってもらった
Pinnawala Elephant's Orphanage ゾウの孤児園。
キャンディから30Km、Kagalleという町の郊外にあります。
ジャングルで親を亡くしてしまったり、はぐれてしまった子ゾウ50頭余りを
保護している施設です。見た目が子ゾウと分かる小さなゾウもいるけれど
大きな体のゾウもいて、一緒に寄り添う姿は、まるで親子のように見えました。
私達が到着した時間は、ちょうど一日3回あるご飯の時間。
大きな哺乳瓶に入ったミルクを 「ちょーだい、もっとちょーだい」 と
体を揺らしながら一生懸命吸い付いている姿は愛らしい。
象牙を狙われ失明してしまったゾウも保護されていて、胸が痛む思いでした。
ここで保護されている子ゾウ達は、大きくなったら
寺院やゾウ使いのもとに引き取られる事になっているそうです。これまた複雑
と、スリランカでの観光はここまで。
ホテルまでの道のりや、観光地の往復、ホテルからホテルへの移動など
長距離ドライブも多かったので、安全面も考慮して、滞在期間中はずっと
車をチャーターしていたので、運転手さんに任せて移動はスムーズ。
自分たちの行きたい場所だけを回ってもらう事が出来るのでgood!
ツアーに入るよりは少々割高ですが、ホテルで毎回タクシーを呼んでもらったり
スリーウィラー(トゥクトゥクのようなもの)と毎回値段交渉する労力を考えたら
この選択にして結果良かったと思っています。車は空港で手配できます
ここからコロンボへ移動。 もう暫くスリランカ旅行記にお付き合いください。
シーギリヤにいた牛さん。目の前を横切ったので、写真を撮っていたら睨まれました、笑
by deco-diary
| 2010-01-09 13:19
| 旅行&小旅行