2008年 09月 10日
中国茶レッスン 中級(1) |
振替で受けてきました。 毎回、お友達どうしで参加していても、お手前の時間になると
とても緊張するのですが、昨日は初めてお目にかかる方ばかりだったので
先生の説明の段階から既に緊張してしまいました。
中級クラスの1回目は、閩南の烏龍茶について。
最初に、色種と呼ばれる烏龍茶を等級別に(S103,S101,S100)と3種類、
4番目に黄金桂、5番目に紅芯鉄観音、6番目に桂花烏龍を試飲しました。
色種は、質も香りも鉄観音より劣り、一般的に飲茶などでよく出てくるお茶がこのタイプ。
この名前で売られていることは、あまり無く 総称して「ウーロン茶」として
売られている、比較的安いお茶です。
味は、雑味が多いというか、渋味があるというか、あまりまろやかさのないお茶でした。
等級が上になると少し口当たりが良くなったのですが、S100より低いS101の方が
美味しく感じたのは私だけでしょうか・・・
4番目の黄金桂は、キンモクセイの香りがすることからそう名づけられたそうで
とても香り高く、お湯を注ぐだけでいい香りが広がります。
香りも良く、甘くやさしい味で飲みやすく、日本でも人気があるお茶だとか。
5番目の紅芯鉄観音(軽火)は、茶葉が他のもの(上記)に比べ肉厚で、
水を含むと、ゆっくり膨張していきます。 鉄観音は、黄金桂のように最初から香りも味も
強い特色があるわけではなく、飲んだ後から香りや味が喉の奥から戻ってきます。
このように、飲んだ後にいつまでも甘味と香りが喉の奥から戻ってくるお茶が
良いお茶とされているそうです。
6番目の桂花烏龍は、烏龍茶にキンモクセイの花を混ぜて香りをつけたお茶。
桂花は、体を温め、胃の調子も整えてくれるので、体にもいいお茶になります。
心配だったお手前ですが、私は前の方が先に淹れられた同じ茶葉を使って
もう一度お湯を注ぎ入れ、皆さんに注ぎ足すだけの当たりくじ?を引いたので
ガタガタと手が震える事もなく、無事終了しました。
お手前の順番を間違えた時の、いつもの皆さんからの激しい突っ込みが
恋しくなった瞬間でした(笑)
@新星茶荘
by deco-diary
| 2008-09-10 03:00
| 中国茶