2008年 06月 29日
ワイン講座 中級Ⅱ “JAPAN” |
毎日雨の香港です。
先日のシグナル8が出たあたりから、食材の買い物にも行かず
一人ご飯なら適当でいいかな~と
冷蔵庫にあるものと常備しているものとで、やりくりしていましたが
さすがに食材も尽きて、昨日はまとめて買出しに行ってきました。
帰りは手が引きちぎれるかと思うほどの大荷物で、お家に帰って
野菜の下処理をして冷凍したり、刻んでタッパーに入れたり、
使いやすいように片付けて、一先ず安心。
なぜかペーパー類やら洗剤やら、なくなる時は一気になくなるで困ります。
もともと力持ちの方ですが、ますます腕がたくましくなっていく今日この頃なのです(涙)
* * * * * * * * * * *
今日は久しぶりにワイン講座に行ってきました。
今回は滅多に飲む機会のない “日本”のワインです。
最近食品でも話題になっている原産国表示や産地表示ですが
日本のワインもややこしいものです。
日本ワインといっても、ブドウの栽培から醸造まで
全て日本国内で製造されたものを国内産ワインと表示し、
輸入した海外品種のブドウと国内品種のブドウを混ぜる事(ブレンディング)を
製造行為として、日本国内で製造されたワインであれば国産ワイン
(海外品種のみで作り、国内で製造されたものも同じ)
と表示されているそうなので、『国産』と書かれているからといって
国内生産のブドウを使って作ったワインではないという訳です。
今回は100%国内品種のワインも含め 白3本、赤3本の6種類を試飲しました。
後日、このワインはブショネではなく還元臭だという
連絡が入りました。ここで訂正しておきます。
1本目は勝沼ワイン 『百農民 ひゃくのうたみ』 2006年 白
なんと言っても名前が渋い!(笑)
2本目は北海道千歳ワイン 『北海道 北ワインケルナー』 2004年 白
私は最後まで一番美味しく飲みました。酸味のあるドレッシングと合いそう。
今回のワインの中で一番人気でした☆
3本目は勝沼甲州 『LESPOIR』 2005年 白
味わいは、渋味が強いものでした。
このワインに最初の写真(漢字・縦書き)のコルクが使われていました。
4本目は新潟 岩の原ワイン 『越後高田の深雪花 みゆきばな』 赤
香りは、あんな香り?こんな香り?と一番意見が出た複雑なもので
味わいはサラッとしていて、酸味が強いワインでしたが
どのお料理にも一番よく合っていたと思います。
5本目は栃木県ココファームワイナリーの 『農民ロッソ』 2005年 赤
今回のワインの中では、一番飲み親しんだ味わいでしたが二番人気でした。
そして、最後6本目は 長野塩尻 『ルバイヤート ルージュ樽貯蔵』 2003年 赤
↑訂正:こちらは、後日ブショネではなく還元臭だと連絡がありました。
デキャンタージュする事で香りが消えるとも言われてるようですが、
はっきりは分かっていないようです。
先生も楽しみにしていたものらしく、コルクを開けた瞬間にガッカリ(涙)
先生から指摘がないと分からないかも?とみんなで、何度も香りをかいで確かめました。
ブショネには石鹸や玉ねぎ、ダンボールが湿った香りもあると言われてるそうですが
今回はカマンベールチーズの香りでした。
以前日本でワイン講座を受けている時に一度だけ“ブショネ”のワインを経験したので
これで二度目。実際にこんな香りがブショネだよ、と教えてもらう意味でも
私はとっても貴重な体験だと思ってます。普段から知らずに飲んでいるのかも?
全体的に今回飲んだワインは酸味が強いものが多かったように思います。
最後はワインと料理のマリアージュ。
飲む機会の少ない日本のワインを6種類も試飲する事ができ
(ブショネも経験できたし)とても興味深いワイン講座でした。
by deco-diary
| 2008-06-29 01:24
| 習いごと