マレーの結婚式 |
日本ではクリスマスが終わると、翌日にはガラッとお正月モードに切り替わり
残りの一週間は新年を迎える準備に更に慌しくなりますが、マレーシアでは
クリスマスが終わった今でもクリスマスのイルミネーションがそのまま残っていたり
オーナメントを売っていたり、場所によってはツリーもそのまま飾ってあったりするので
何となく、いつまでもクリスマスモードのまま。
クリスマスの雰囲気は大好きなので、これはこれで悪くないのですが
離れてみると、あの日本のお正月モードがとても恋しくなります。
実際には厳かなお正月とは程遠く、主婦は年末の大掃除から、
お節作りなど新年を迎える準備、来客に備えた準備など
とっても忙しい毎日を送る事になるのですが・・・
今年は、4~5年ぶり?に日本でお正月を迎えられるので
特に何をする訳でもありませんが、今からとてもワクワクしている私です。
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さて、25日のクリスマス当日ですが、私達は夫の職場で
少し前まで働いていた女性スタッフの娘さんの結婚式があり
夫婦揃って招待していただき、会社の皆さんと一緒に行って来ました。
会場は、トロピカーナゴルフ場のボールルーム。
3つのボールルームを繫げて会場を作ったそうで、
ざっと円卓の数を数えただけでも、500人近い席がある大きな披露宴でした。
マレーの結婚式は、以前何度か写真を見せてもらったイメージで
昼間、屋外(テントを張った下)でやるという勝手なイメージがあったのですが
夜、こんな風にホテルや宴会場を使った結婚式も今では多いのでしょうか。
会場の雰囲気も日本の結婚披露宴の会場ととてもよく似ていました。
私は新婦である娘さんに一度もお会いした事がないのですが
マレーシアでは、新郎・新婦本人に直接お会いした事がなくても
その両親や、親戚が周りの友人・知人を気軽に招待するようで
時には、招待されていなくても当日来る人もいたりして(苦笑)
参加者の人数はとってもアバウト(笑) VIP席以外の席も「自由着席」でした。
もちろん、結婚式の時間もとってもアバウトなマレーシア(苦笑)
時間通りに席に着いているのは日本人くらいで
招待状に書いてある開始時間から1時間以上経って、ようやくスタートしました。

太鼓を叩きながら歩く一団の後ろに、タキシードを来たちびっ子君が4~5名、
ブライズメイドのように同じブルーの衣装を着た女性が10人ほど続き、
その後ろに新郎・新婦が続くという入場でした。
この後、お祈りの儀式をして、婚礼の儀式?(何か小さいお米のようなものを
新郎・新婦に向かって振り掛けていました)をして、ようやく食事がスタート。
イスラム式の結婚式なので、お酒はいっさい出ませんが
代わりに式の間中ずっと、赤い飲み物がサーブされました。
ハイビスカスティーを薄めたような、アセロラドリンクのような
少し酸味のある甘い飲み物でした。
食事の途中、生演奏と共に マレーシアの歌手の方が歌いながら登場し、
食事が一通り済むと、新郎・新婦が各テーブルをまわって挨拶&記念撮影。
食事の終わりと同時に、ほとんどの招待客は帰り支度を始めましたが
会場後ろでは、この頃からノリノリなバンド演奏が始まり
残ったお客さんや、この時間からやってくる招待客の為に
夜中の12時まで演奏が続くんだと言っていました(驚)
お祝いしたい気持ちで出席させてもらった結婚式ですが
私は初めて事だったので、何から何まで興味津々!
こんな風に違う国の、そしてイスラム式の結婚式に
参加できる機会は日本にいたら中々ない事なので
とても貴重な体験をさせてもらったと思っています。
笑顔がとても優しそうな旦那さん、そしてママに似て綺麗なお嫁さん
どうぞ末永くお幸せに・・・